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IT経営に関するプロセスーIT経営推進プロセスガイドラインVer3.0とは何か?

IT経営という言葉も既に世の浸透してきてはいるものの、実際、本当の意味でこのIT経営を理解し実践している企業や支援コンサルタント非常に少ないのが実情ではないでしょうか?

IT経営について経済産業省は次のような定義をしております。

 

IT経営とは?=IT投資本来の効果を享受するためには、目的なく、単に現業をIT化するだけでは、不十分であり、自社のビジネスモデルを再確認したうえで、経営の視点を得ながら、業務とITとの橋渡しを行っていくことが重要です。

 

このような、経営・業務・ITの融合による企業価値の最大化を目指すことを「IT経営」と定義します。

としています。このIT経営の定義はIT経営ポータルで確認するこができます。

ではIT経営を実践するには、そしてIT経営の効果は?ですがそれぞれ次のように理解していただくと宜しいかと思います。

IT経営を実践するには図のIT経営推進プロセスガイドライン(PGL)Ver3.0の「IT経営認識プロセス」「IT経営実現プロセス」「IT化実行プロジェクト」「IT経営共通プロセス」を適宜組み合わせて実践する必要があります。

 

同時にIT経営の最も中心のプロセスは経営戦略、IT戦略、IT調達、IT導入、ITサービス活用の5つのフェーズです。

ではIT経営の効果ですが、端的に言いますと経営・業務・ITの融合による企業価値の最大化です。

 

但し、これだけでは少しわかりずらいのでIT経営を実現して事例を収集したポータルサイト「中小企業IT経営力大賞ポータルサイト」をご確認頂ければと思います。様々な業種業態、企業規模、経営・業務課題に対してどのようなITの融合で企業価値の最大化を行ったかを確認して頂く事ができます。

 

弊社代表の阿部満はIT経営力大賞認定企業8社、そのうち優秀賞のITコーディネータ協会会長賞を2年連続で支援しました。

 

【IT経営力大賞優秀賞支援実績】

・共栄産業株式会社様(2010年優秀賞ITコーディネータ協会会長賞)

・東海物産株式会社様(2011年優秀賞ITコーディネータ協会会長賞)

 

上記2社は共に企業内の部門最適化から企業内の全体最適化、そしてさらに企業間連携などの最適化にIT経営のプロセスを実践し、経営・業務・ITの融合による企業価値の最大化を実践した企業となります。

 

このようなIT経営実践にはIT経営プロセスガイドライン(PGL)が必須となります。

 

弊社ではIT経営に関するコンサルティングPM・PMO講演・講師・研修サービスをご提供しております。お気軽にご相談頂ければと思います。