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IT経営力指標と4つのステージとは?現在の第四次産業革命時代に考える。

IT経営力指標と4つのステージに関して経済産業省は対象者やステージを明確にしております。

 

【参考】

http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/it-keiei/about/it_sisin.html

 

■IT経営力指標は、IT活用度合いを測る『物差し』

自社のIT活用度合いが気になるという経営者が多い中、同業他社、他業種、他国などとの関係において、IT活用における自社の位置付けをしっかりと把握しておきたいものです。

 

経済産業省では、経営者が取り組むべき事項をまとめた「ITの戦略的導入のための行動指針」をベースに、その達成度合いを4つのステージに分け、「IT経営力指標」として企業のIT活用度合いを客観的に測るための指標を作成しました。

 

【対象】

・自社のIT活用度合いを知りたい経営者

・経営者にIT活用度合いを把握してもらいたい情報システム統括役員

■IT経営力指標

7つの機能を評価軸としてITの活用度合いを4つのステージに分けています。自社がどのステージにいるのか、客観的に把握することができます。

 

これらを踏まえ、IT経営を検討しますと、最低で上記の第3ステージである必要があります。第3ステージは組織全体最適化企業群であり企業内の業務プロセスや全社的なシステムが個別最適化を超えて利活用が進んだ状態です。

 

更に第4ステージでは企業・産業横断的企業群であり企業間や企業間の業務プロセスが最適化されている状態です。

 

昨今ではIoTやビックデータ、そして解析のためのAIなどをIT経営と融合した経営が求められてきております。単にシステム導入による社内だけの全体最適ではなくこうした取り組みが新たな企業のイノベーションを生み出し、従業員の働き方改革に繋がるのです。

 

弊社ではIT経営に関するコンサルティングPM・PMO講演・講師・研修サービスをご提供しております。お気軽にご相談頂ければと思います。