BigDataの具体的な個々のデータとは何か?
またそもそもBigDataを取集する方法やそのデータ種類や収集方法とはどのような方法があるのか?
この疑問は特に中小企業の場合は顕著になってきます。
また中堅以上の企業でもBigDataの意義や意味も理解できず、企業経営における戦略が結局は過去の延長線上の戦略しか描けない。
ごく一般的な教科書通りのマーケティング戦略や営業活動しかできないというジレンマに陥っているように感じます。
BigDataの種類については前回のBigData関連の記事で「BigDataにおけるCloseBigDataとOpenBigDataとは何か?」で公開しました。
BigDataについては様々なデータを収集し因果関係を分析してデータを有効に活用する。ことに目的があります。ではその個々の様々なデータとは何か?例えば図のとおり、以下のようなデータ類となります。
ソーシャルメディアデータ
☞ ソーシャルメディアにおいて参加者が書き込むプロフィール、コメント等
マルチメディアデータ
☞ ウェブ上の配信サイト等において
ウェブサイトデータ
☞ ECサイトやブログ等において蓄積等される購入履歴、ブログエントリー等
センサーデータ
☞ GPS、ICカードやRFID等において検知等される位置、乗車履歴、温度、加速度等
オペレーションデータ
☞ 販売管理等の業務システムにおいて生成等されるPOSデータ、取引明細データ等
ログデータ
☞ ウェブサーバ等において自動的に生成等されるアクセスログ、エラーログ等
オフィスデータ
☞ オフィスのPC等において作成等されるオフィス文書、Eメール等
カスタマーデータ
☞ CRMシステムにおいて管理等されるDM等販促データ、会員カードデータ等
このようなデータ類をかつては単独でそれぞれ利用する場合が多く、BigDataとして収集したデータの因果関係を無視してデータを扱ってきました。
BigDataは各因果関係が一見なさそうなデータの関係から新しいイノベーションを生み出すための因果関係を見つけ出しデータを有効に活用することが真のBigData活用の目的です。そのためにAIによるディープラーニングの技術も不可欠となってきます。
ディープラーニングは以前、「AIにおけるディープラーニング=深層学習とは何か?」のタイトルでブログで記事を公開してますのでこちらもご参考ください。
弊社ではBigDataに関するコンサルティング、PM、講演・講師・研修のサービスをご提供しております。お気軽にご相談頂ければと思います。
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